正答は(5)
何気に間違えやすそうな問題
まず、ベンゼンを使用していた製造棟A,Bは有無をいわさず「汚染のおそれが比較的多い」に該当
この時点で選択肢は(1)、(4)、(5)となる。
(1)、(4)、(5)の中でいくと、まずは(4)が×というのが一番分かりやすい。
改正水濁法の施行後の設置、かつ、浸透防止がなされている施設Yは、これ自身が汚染の由来とはみなさくてよいため、「汚染のおそれが比較的多い」とはならない。
あと難しいのは、その場合に施設Yが
・汚染のおそれはないと評価できる ・・・・ 選択肢(1)に該当
・汚染のおそれが少ないとの評価になる・・・ 選択肢(5)に該当
のどちらかということ。
法改正の資料なんかをみると選択肢(1)と間違えやすい。
いま資料をみてもミスリードを誘導してるような印象すらある。
厳密には、浸透防止範囲については施設Yに起因する汚染のおそれはない、としていいよというのが法の規定。
そのため、施設Yの場所については、製造棟A,Bからのつながりは残ってしまうわけで、「汚染のおそれが少ない」という評価に落ち着く。
そこから正答は(5)となる。